平成29年度 京都大学数理解析研究所 RIMS共同研究(公開型)
「非線形解析学と凸解析学の研究」
RIMS2017
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はじめに
RIMS講究録投稿
RIMS2015講究録(RIMS Kokyuroku No.2011)
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プログラム
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リンク(NACA2017)
日本数学会 2017秋
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開催期間:平成29年8月30日(水)から9月1日(金)まで
開催場所: 京都大学数理解析研究所 111号室
研究代表者: 田中 環 (新潟大学教授),
研究提案者: 高橋 渉 (東京工業大学名誉教授)

波の動きや経済変動,そして生物の拡散などが非線形の現象である。 非線形解析学は,このような非線形現象を数学的に解明するために つくられた現代解析学であり,凸解析学は最適化理論や理論経済学 などからの要請でつくられた凸性を研究する応用数学の一分野である。 現在,非線形解析学と凸解析学に関する問題は数学のみならず, 物理学,工学,経済学などで盛んに研究されており, 理論面でも実践面でも大きな成果が得られている。 しかし,未だに多くの未解決問題があり, それらを解決する数理的手法の確立と それらの分野の若手研究者の育成が急務なものとなっている。

この研究集会では,数学,工学や物理学で発生する非線形問題ばかりではなく, 現代経済学やオペレーションズ・リサーチ(OR)で発生する非線形現象 までを非線形解析学及び凸解析学的立場から研究・開発することを目的とする。 研究の性質上,数学,物理,工学,経済学,OR等の多方面にわたる研究者との 積極的な意見交換が不可欠なものであり, また,必要に応じて海外の顕著な研究を行っている研究者も交えて, 共同研究の場を提供できるように研究を進めていきたい。 本研究集会を開催することで, 非線形解析学及び凸解析学に関する国内研究者の基礎研究力を高めることに寄与し, 国際的感覚を持ち合わせた,この分野の若手を育成出来ることが期待できる。


プログラム(確定版)公開中
研究集会は無事終了。ご協力ありがとうございました。
国内の研究者はもとより,今回も韓国,台湾,タイから多くの研究者が参加しました。 ご参加いただいた方々,ご講演いただいた方々に御礼申し上げます。 なお,Park先生からご提供いただいた写真については,ダウンロード先を講演者の方を 中心にメールでお知らせいたしました。他に,ご興味のある方はご連絡ください。
●お問い合わせ先
田中 環 (TANAKA, Tamaki)
新潟大学大学院自然科学研究科数理物質科学専攻数理科学コース
〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050
Tel: 025-262-7415   Fax: 025-262-7415
E-mail: tamaki[at]math.sc.niigata-u.ac.jp