[1]学習内容と課題:小テストは,次回からほぼ毎回,授業時間内に行います。
小テストの解答や課題レポートについては,学務情報システムの
小テスト機能,レポート機能を利用して提出して下さい。
小テストの解答用紙やレポートをPDFで提出する仕方
- 表紙は不要。解答は手書き。
小テストの添削を提出するときは用意された解答用紙を使うこと。
- レポートの場合はノート(ルーズリーフなど)の一番上に
在籍番号,氏名を記載すること。
- スキャンは,プリンタかコピー機でできる。
スマホしかなくてもOfficeLensなどのアプリを使用すれば可能。
ただし,出力形式をPDFに指定すること。
なお,パソコン上で他の形式のファイルをPDFにする方法は色々あるが,
印刷の時にプリンターのところで「Microsoft Print to PDF」を選んべばよい。
なお,その際に用紙のサイズを指定すること。
- 出力サイズはB5用紙かA4用紙サイズ。
PDFを表示させた時,ズームで100%表示を選ぶと読み取った元の大きさが分かる。
プロパティからもページサイズを確認することが可能。
- 提出するレポートはなるべく1つのファイルに結合したり,
ファイル容量を小さくする工夫を行うこと。
仮に,PDFの結合用のソフトが無くても,
OfficeLensの場合は追加のボタンで複数のスキャンを1つのPDFとして出力できる。
また,OfficeLensを使わなくても,既に複数の画像ファイル(JPEG,GIF,PNGなど)があった
場合には,それらを複数選択して(Ctrlキーで選択),
右クリックメニューでポップアップメニューから「印刷」を選択すれば,上記に書いたように
プリンターのところで「Microsoft Print to PDF」を選ぶと自動的に1つのPDFが作成できる。
- 提出するファイル名は,
(半角英数の)学籍番号で始まる名前にすること。
- 提出締め切りは「授業翌日の夜まで」。
何らかの事情で間に合わなかったときはメールで提出しても構わない。
WordやExcel等のファイルをPDFに変換する仕方
- WordやExcelを使ってPDF変換:保存するときに,PDFとして保存すればよい。
- 仮想プリンター [Print to PDF] を使ってPDF変換:
WordやExcelで印刷するときに,「Microsoft Print to PDF」を選択すればよい。
- 第1回(6/10)は,
最初,資料を使って
オリエンテーションを行います。
その後,講義概要[1]に沿って授業を行います。
予め内容を確認してください。
後半,以下のwebサイトを参考にします。
- 第2回(6/13)は,
講義概要[2]に沿って,
アナログとデジタルの話をします。
最初に,2進法と端数処理の話をします。
また,標本化と量子化の仕組みを紹介します。
最後に,端数処理に関する確認テスト[1]を行います。
- 第3回(6/17)は,
講義概要[3]に沿って,
標本化と量子化について,詳しく復習します。
最初に,前回の講義概要で残した部分をスライドを使って,電磁波の種類から説明を始め,
光の色の表現法と画像情報のディジタル化を学びます。
その後,アナログ信号のグラフから多値信号,サンプル値信号,ディジタル信号を作る所に時間をかけて
説明します。つまり,量子化ビット数(あるいは量子化間隔)と標本化間隔,
量子化ルール(四捨五入など)を与えた時に,アナログ信号を多値信号やサンプル信号,
ディジタル信号に直してグラフを書く練習をします。
そして,理解の定着のため,
確認テスト[2]を行います。
- 第4回(6/20)は,最初に,ディジタル化(標本化,量子化,符号化)及び
画像情報のディジタル化についての
確認テスト[3]を行います。
その後,
講義概要[4]に沿って,
インターネットの歴史とその基本構造(特に,TCP/IP)について学習します。
- 第5回(6/24)は,最初に標本化・量子化,RGBコードの復習を行ってから,
講義概要[5]に沿って,
インターネットの続きとしてIPアドレスについて学習します。
特に,IPアドレス情報とネットマスク情報からネットワーク番号とホスト番号を求める
方法を学習します。パソコンのネットワーク環境を設定する際に,
イーサネットのプロパティ(TCP/IPのプロパティ)をどのように設定すべきかを解説します。
最後に,16進数と2進数と10進数の変換とIPアドレスに関する
確認テスト[4](6/24)
を行います。
- 第6回(6/27)は,
講義概要[6]に沿って,
電子メールの仕組みとメール本体の構造を学習します。
特に,サーバー間でメールを配送する通信規約のSMTPと
サーバーからメールをダウンロードしたり削除する通信規約のPOPについて学びます。
そして,7ビットアスキーコードについて16進数2桁の表記について復習し,
それを確認テスト[5]で確認します。
また,実際のメールのヘッダー部分から
「エンベロープFrom」「エンベロープTo」「ヘッダFrom」「ヘッダTo」を見つけることも
学習します。
- 第7回(7/1)は,
講義概要[7]に沿って,
電子メールの転送と配送の動作を確認し,
日本語などの文字の符号化について,符号化文字集合と文字符号化方式を学習します。
特に,SMTP, POP3, IMAP4等の仕組みについて一つの図にまとめてみましょう。
最後に,電子メールの送受信の様子を転送・配信,クライアントとサーバ,使用するプロトコルなどに
注意して確認する確認テスト[6]を行います。
- 第8回(7/4)は,
講義概要[8]に沿って,
DNS(Domain Name System)の仕組みについて学習します。
特に,ドメインの考え方やDNSサーバが持つ重要な役割の
「コンテンツサーバ(権威サーバ)」機能と「リゾルバ」機能について学びます。
また,リソースレコードの情報からメールの送受信をモデルにして,
ドメインの階層構造や各種のサーバの
ホスト名,IPアドレス,プロトコルなどを書き入れた図にまとめてみましょう。
最後に,確認テスト[7]で確認します。解答例は学務情報システムで確認してください。
- 第9回(7/8)は,
講義概要[9]に沿って,
WWW (World-Wide Web)とHTMLなどのハイパーテキスト記述言語について学習します。
実際に,ブラウザのURL欄にドメイン名やwebサーバ名を入力して,
ウィンドウにサーバのホームページが表示されるのを確認します。また,HTML言語についても
少し触れます。
その前に,確認テスト[8]を
行います。解答例は学務情報システムで確認してください。
- 第10回(7/11)は,最初に,
前回残した,HTMLファイルからそのスケルトン(骨格)を取り出す方法を教えます。
その後,
講義概要[10]に沿って,
著作権法周辺の歴史と概要について簡単に学習します。
最後に,確認テスト[9]で確認します。
- 第11回(7/15)は,
講義概要[11]に沿って,
「著作者の権利」と「著作隣接権」について詳しく学習します。
特に,数年前に発効されたTPP協定
(
文化庁の「環太平洋パートナーシップ協定」関連のページ参照)
の関係で著作権法も保護期間が50年から70年に延長されたことなど
大きな改定が行われたことも学びます。
最後に,確認テスト[10]で確認します。
- 第12回(7/18)は,
講義概要[12]に沿って,
「個人情報」や「社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)」について学習します。
最後に,確認テスト[11]で確認します。
- 第13回(7/22)は,
講義概要[13]
に沿って,「インターネットセキュリティと暗号」について学習します。
最後に,確認テスト[12]で確認します。
- 第14回(7/25)は,
講義概要[14]
に沿って,「暗号理論の基礎」(合同式,オイラーの関数など)
について学習します。
最後に,確認テスト[13]で確認します。
- 第15回(7/29)は,
講義概要[15]
に沿って,「RSA暗号」の暗号化と復号の仕組みについてお話しします。
体系的に考えると,意外と簡単な構造をしていることが分かります。